銃取得の資格・条件
狩猟目的の場合は、猟銃、空気銃とも20歳、射撃目的の場合は猟銃は20歳、空気銃は18歳に達していれば所持申請可能です。 狩猟・標的射撃等、法令に定める所持目的がある者を許可の対象としているため、鑑賞やコレクション等の目的では残念ながら認められません。
(実際にその目的に使用して、その証を示さなければなりません)



銃取得の為の各地域の手続き、流れに関する情報(日程、筆記試験のアドバイス、講習・教習・申請に関する事、費用等)は、その地域にあるお近くの銃砲店にご相談下さい。申請用紙の備え付けをはじめ、記入方法、添付書類等のアドバイスがもらえます。
各地域のお問い合わせ銃砲店様はこちらでご紹介しております。

こちらでご紹介しております銃砲店様は銃スポーツ普及活動に対し積極的に取り組んでおります。
特に、これから銃を所持しようとお考えのお客様に対しては、親切・丁寧にご案内することを参加店一同、心掛けております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

銃の取得(許可)に至るまでの流れ

猟銃等講習会(初心者講習会)の受講
各都道府県講習会場で開催
講習会の受講と筆記試験で合格(2択問題 50文中 9割正解)が条件です。
対象 ◆散弾銃 ◇空気銃
住所地を管轄する警察署に申し込みます。
必要なもの
① 申請者の顔写真1枚(注記)無帽、正面、丠三分身、縦30ミリメートル×横24ミリメートル(運転免許証と同サイズ)、6ヶ月以内に撮影たれたもので、裏面に氏名及び撮影年月日が記載されているもの(以下同じ) 
②本籍地記載の住民票(交付から3か月以内であれば講習後の教習資格認定申請や所持許可申請でも使用することが可能です。)
③手数料 6,900円

午前中と午後半ばまで座学講習があります。最後に試験があり、合格するとその場で合格証である”講習修了証明書”が手渡されます。
初心者講習会を申し込んだ時点でテキストが配布されるので事前に勉強することが賢明です。
試験勉強のための要点解説書と問題集はこちらでも販売されております。
晴れて合格したら次のステップです。不合格の場合は再度講習を申し込んでください( 手数料 6,800円必要)。

教習資格認定申請
住所地の警察署にて申請
対象 ◆散弾銃
必要なもの
①申請者の写真(2枚) 縦3センチメートル×横2.4センチメートル
②住民票(住所地市町村発行、前添付より3か月を経過していない場合は省略可)
③身分証明書(本籍地の市区町村長発行)
④経歴書(様式あり)
⑤同居親族書(様式あり)
⑥精神保健指定医または公安委員会が認める医師による診断書(様式見本あり)
⓻講習修了証明書(初心者講習合格のもの)
⑧手数料 8,900円
許可が下りれば、教習射撃に使う実包火薬の譲り受け許可申請をします。

猟銃用火薬類譲受許可の申請
住所地の警察署にて申請
対象 ◆散弾銃
必要なもの
①猟銃用火薬類等譲受許可申請書(様式あり)
②手数料 2,400円
許可が下りた時点で、教習射撃が受講できます。
射撃場へ申し込んでください。


教習射撃
全国各地の指定射撃場(他府県可です)
対象 ◆散弾銃
必要なもの
①教習資格認定証
②猟銃用火薬類等譲受許可証
③筆記用具
③費用 4万円位(一般社団法人全日本指定射撃場協会公式サイトより)
銃器の構造、操作、射撃姿勢、安全に射撃を行う講習です。
散弾銃操作の教習基準(学科)と散弾銃射撃の教習基準(実技)です。
実技は射撃試験(50枚実射のうちTRAP2枚以上、スキート3枚以上の的中で合格)があります。
晴れて合格したら次のステップです。
不合格の場合は再度教習を申し込んでください( 費用実費必要)。


猟銃の所持許可申請(購入銃の申請)
住所地の警察署にて申請
対象 ◆散弾銃
必要なもの
①申請人の写真(2枚)縦3センチメートル×横2.4センチメートル
②精神保健指定医または公安委員会が認める医師による診断書(様式見本あり)
③猟銃等譲渡承諾書(銃砲店より発行。購入銃の情報になります。) 
④講習修了証明書(合格証)
⑤教習修了証明書(合格証)
条件により省略することができる書類

⑥住民票(住所地市町村発行)
⓻身分証明書(本籍地の市区町村長発行)
⑧同居親族書(様式あり)
⑨経歴書(様式あり)
年齢や許可用途等により必要となる書類
⑩日本スポーツ協会等から推薦書(散弾銃18歳以上、空気銃14歳以上の申請者)
⑪狩猟免状及び狩猟者登録証(銃の使用目的が狩猟の場合)
手数料
1丁目の申請 10,500円、同時に行う2丁目以降 6,700円

所持許可後の銃の引き受け
警察から銃の所持許可が下りたら銃砲所持許可書が交付されます。
その許可証持参して銃砲店から銃の引き渡しを受けます。
その際、銃の引き渡しを受けた銃名、銃番号、引き渡し日を所持許可証に 記載、捺印してもらうか、
許可証に記載するページが無い場合は引き渡し証を書いてもらいます。
(ご自宅まで銃は持ち帰ることは出来ますが、まだ射撃場には持っていくことができません)


銃の引き受け後の確認
銃砲店から銃を引き渡させた日から14日以内に警察に銃を持参します。
そして申請して許可を受けた銃で間違いがないか警察から確認を受けます。
ここまで終えて晴れて銃が使えます。

その他、各手続き等有効期限
講習修了証明書(初心者講習会・合格証) 3年
教習修了証明書(射撃場での教習合格証) 1年
所持許可が交付された日から引き渡し手続き 3か月
引き渡し手続き日から銃の確認手続き 14日

様式は警視庁のウエブサイトのものが参考になります。
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/tetsuzuki/firearms/form.html
但し、各都道府県で異なる場合がございますので、所轄の警察にお問い合わせください。

 




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